キャバクラの登場
キャバクラの登場
そそもそも、キャバクラはいつから登場したのでしょうか。
その語源をたどってみました。結果、登場は1980年代でキャバレーとクラブの造語説とキャンパスとクラブの造語説の2説があるようです。それぞれについてみてみましょう。
まずはキャバレーですが、もともとはフランス発祥で客を楽しませる舞台やダンスホールを敷設した酒場のことでした。日本においては1960年代から1970年代に流行した、ホステスが客をもてなす飲食店になります。
料金は時間制で”明朗会計”、ショーを行うステージや生バンド付きのダンスホールがあり、より大衆化した1970年代以降はおさわりなど、お色気サービスを伴う店も登場していました。
キャバクラとの共通点としては、ホステス(キャスト)が客をもてなす事、料金が時間制で、明朗会計なところでしょうか。
次にクラブですが詳細はクラブ登場でお伝えしますのでここでは、簡単に共通点としては、店の造りがクラブに近い高級感を醸し出していることではないかと考えられます。
キャバクラという言葉はめでたくも1985年の「日本新語、流行語大賞」の表現賞に輝いています。すごいものです一瞬でどんな店か想像できる言葉ですね。
1980年代は空前の女子大生のブームでもありました。テレビ・雑誌で大きく取り上げられ、キャバクラのキャストも全員女子大生を売りにしている店もどんどん出てきました。近くにいる素人っぽい女子大生と疑似恋愛できるますよと、男のスケベ心にうまくヒットしました。
ただ、キャンパスとクラブだとキャンクラじゃないかと思われる方もいるでしょうが、いいんです、「キャ」は入っていますから。
キャバクラと風営法
キャバクラのキャストはお客さんの隣に座り、ドリンクをつくったり、カラオケを一緒に歌ったり、「もうやだー♡」と言いながらお客さんの太もも触ったりすることがあるので、風営法の1号許可が必要となります。
何故かと言えばそれらの行為が「接待行為」に該当するからです。何が「接待行為」に該当するかは風営法のキモ中のキモですので「接待行為」とはでお伝えします。
そして1号許可を取得したお店は先ほどのような「接待行為」はできますが、夜12時以降はお店を閉めなければなりません。
まとめです。
キャバクラの登場についてでした。
お客さんとしてキャバクラに行く方やキャストの方々の話のタネになればと思い記載しました。
良かったら使ってみてください。